2014年9月30日火曜日

奥穂高

平成26年9月21~22日

メンバー:坂本夫妻


21日
20日の夜行で沢渡に行き車中泊
沢渡にはバスターミナルが出来ており、とても綺麗で広く便利になっていました。
バスで上高地まで行くので車を霞沢駐車場に停めました。1日500円になります。

朝6時のバスで上高地に向かう。バスは5時位から出ているらしい。
朝一の上高地は人も少なく、9月でも少し寒さを感じました。
しかし、木々から差し込む光芒がとても綺麗で違う空気を感じました。

             う~ん、癒し


上高地から横尾までは、ほぼ上り下りのない道を約3時間歩きます。
すれ違う人という人がみんなヘルメットを持っているので岩でも行くのかなと思いきや、槍・穂高はヘルメットが標準装備になっているようでした。
横尾から上高地は山道らしくなり、林の中約3時間程度で涸沢につきます。

涸沢テント場



テント場は石の上にテントを引くので結構痛い。どおりで厚いマットを持っている人が目立つわけだと知る。
この日は、明日4時朝に出発するため、5時に夕食を食べ、6時には就寝しました。

22日
快晴、3時に起床し、4時に出発。パノラマコースで登ってみたが大きくまくので時間をロスした気分。
しかし、妻の頑張りもあり順調に登り7時半に奥穂高到着。涸沢組では一番でした。

 
 

          夜明け
 
          モルゲンロート
          ザイテングラード
          槍と帯雲

360℃のパノラマを楽しみ下山開始
久々の山行がロングタイムになりましたが、妻が良く頑張り17時半に上高地に到着。ちなみにバスの最終は18時です。
私にとっては久々の上高地からゆったり登山で心も癒されました(^^)

ちなみに、この日は坂本・松浦・長谷川・野戸が別々に槍穂エリアにいました。
皆、北アルプス好きですね!!

2014年9月14日日曜日

谷川岳幽ノ沢V字状岩壁右ルートと衝立岩中央稜

日時:9月14、15 
天候:14日晴れ一時雨、15日曇り
メンバー:坂本・伊藤・村山(OB)

「一ノ倉に連れて行く」
村山先輩のこの想いを3年越しで叶えました
谷川岳アルパインクライミングデビュー戦

13日
前日夜行で谷川岳ロープウェイの立体駐車場に入り、設営して就寝
かなりの車の往来で寝つけず
朝5時に起床し、準備をして一ノ倉沢に向かう
一ノ倉にある避難小屋(通称お化け屋敷)内にテントを張り、衝立岩の取り付きまで偵察に行く
5~6パーティーが南陵と中央稜に取りついていたが、行動が遅いように感じた
後で聞いた話だが、案の定、数組のパーティーがビバークとなったそうだ
「クライマーは朝早く出る」
先輩の格言だがまさにと痛感した
偵察をおえ、テントに戻り時間があったのでロープウェイ駅まで泡がシュワシュワでる飲み物を買いに行った。
ビーフシチューを食べ18時に就寝、翌日は2時半起きとなる・・・

14日
朝3時半に出発し、幽ノ沢V字状岩壁右ルートへ向かう。


                  雨の後に虹がかかる


途中で雨に降られるというアクシデントもあったが、その後は快晴となり無事に取り付きに着く
                      中央稜
                 

1ピッチ目と2ピッチ目のカールボーデンをザイルなしで登攀してしまい、後から良く登ったと感心
 ザイルをつけてクライミング開始
                          V字状岩壁

                           4ピッチ目登攀

                  坂本サードビレイ中

先輩に任され、坂本オールトップで登攀
初となる夏のアルパインのせいか長く感じた
アイゼンでのアルパインは慣れているが、クライミングシューズを5時間以上履き続けたのは初なのでつま先が痛いのなんのって
一度も落ちずにオンサイトで通過
一部ルートファインディングに時間がかかる部分もあったが、事前にルートを見ておけば問題なく登れる。ハーケンは複数撃ってあるが古いのもあるので注意
早く取り付き、早く抜けないと帰りの沢上でビバークとなるので要注意
トータル行動時間約13時間
17時半に戻り夕食にもちピザを食す。
これが美味

15日
初日に偵察した衝立岩中央稜にチャレンジ
前日の疲れにより村山先輩が留守番となり不安が残るも2名でトライする
取り付きにトップで到着し、6時クライミング開始
                      衝立岩

坂本オールトップで登攀
先日からのつま先の痛みがあるが負けずに登攀
核心は4ピッチ目のチムニー
回避することもできるが山岳部の名に懸けてアタックし見事通過
約4時間で登攀完了
落下なしでオンサイト
後続が2パーティーだったので中央稜懸垂を選択
初となるマルチピッチの懸垂
レスキューエイトが威力を発揮し、ザイル捌きの仮固定が楽でした
                    懸垂中の伊藤君

核心部が難しく感じる部分もあるが、全体的にはV字の方が長さや技術面、やりがいから総合して難しく感じたかな。
中央稜はルートファインディングも難しくないし、ハーケンやピンもしっかりしているのでお勧め。しかし混むと待つ場所も限定されるので朝早く出てトップで取りつくのが良い。
トータル行動時間8時間40分

ということで谷川岳を満喫しました。
来年は谷川岳集中トレーニングをしよう!
と決めた我々でした。

2014年9月7日日曜日

クライミング・レスキュー講習

9月7日(日) 9:00~12:00

場所:保土ヶ谷区役所6階

メンバー:坂本・廣井・野戸・平野・河合・村山

雨のため、屋内で講習を行いました。
河合さん、村山さんから実践的な方法を教わり、坂本が消防技術と併せて講習を行いました。

内容は、仮固定(作業姿勢)、バックアップ(プルージック・カラビナバックマン・カラビナプルージック)、首がらみ、肩がらみ、緊急脱出、背負い救助、吊り下げ救助、登り返し等を実施しました。

初めての部員も熱心に実施していました。
クライミングをしなくても知っていて損はしない技術なので若手部員には教えていきたいものです。
次回は11月に実施予定です。