2014年10月31日金曜日

西ゼンノ沢(新潟)

メンバー:
 河合(CL)、岩野、廣井、長谷川、他1名
日程:
 2014年10月25日~26日
報告:
 そろそろ寒くて水に入るのははばかられるこの季節、今年最後の沢登に行ってきました。
 西ゼンノ沢は、沢の途中に、一枚岩の200m位のスラブが2度ほどバーンと出てきて、ゴルジュのようなところはないので、他の沢とはちょっと違う、とても開放的な印象を受ける沢です。
 特に、10月下旬ころは、岩肌の白、紅葉の赤黄、色が変わらない木の緑のコントラストがきれいで、プラス晴れると空の青も合わせてとてもきれいです。
 今回、上部の紅葉の時期は過ぎていたものの、下部の紅葉はいい時期で、晴天の中、沢登りを堪能しました。
 ただ一点、日帰りの予定が、上部の滝の巻道と詰めの藪漕ぎで時間を取られ、完全な藪の中での予定外のビバークとなりましたが・・・ともあれ無事に皆下山できましたので良かったです。

開放的な沢です。
スラブが始まります。
沢の水は冷たいので入らないように進みます。
第一スラブ。光っているところはぬめりで、つるん
とすべりますので注意です。
スラブをどんどん詰めます。
第一スラブの最後の滝をまくと、第2スラブが現れます。
藪漕ぎ、ビバークした翌日、平標新道から
西ゼンノ沢上部を振り返りました。結構大きいです。
 
平標山の下部は紅葉真っ盛りでした。

  

2014年10月13日月曜日

火打山・妙高山 縦走

メンバー
坂本(CL)・松浦・伊藤・廣井

夜行1泊

秋の3連休、9月末の北鎌計画が台風で延期になり、小川山キャンプの予定を変えて北鎌に再チャレンジするもまたもや台風。
天候が安定している北方面の火打・妙高山に行ってきました。

11日 快晴
【火打山】
夜行で笹ヶ峰駐車場に入る。駐車場奥にテントを張り、3時に就寝する。
朝、7時起床の予定だったが、台風の影響を受けていない区域でもあり、さらに紅葉の時期が重なり登山者が絶えず訪れ5時位には賑やかになる。
6時に起床し6時45分登山開始。
登山道は緩い木道から始まり紅葉の森を抜けていく。コースタイムでは水場の黒沢橋まで1時間程となっているが、40分ほどで到着。水場というには水量が多く、水場表示もないため飲料には適していないように感じた。煮沸専用と思われる。
富士見平までは急登もあるが整備された木製階段もあり登りやすい。富士見平から高谷池ヒュッテまでは緩やかな登山道を抜ける。かなりの登山者を追い抜き10時位にテント場に到着した。
テント場は30張り程度の小さなサイトでありかなりのテントが張られていた。運よく4~5人用のスペースが空いており設営できた。
設営後、火打山へアタック開始。
火打山頂までのコースは歩きやすく整備もされており1時間ほどで山頂に到着。景色も良く、人気があるのが良く分かった。下山し、テント場で背負ってきたビールで乾杯し、昼寝をしたり、本を読んだりと、のんびりした癒しのあと、夕食を食べて6時前には就寝となった。


                       天狗の庭から火打山



                        
                            黒姫山



                              妙高山



12日 快晴
【妙高山】
朝3時半に起床し、朝食を取り、テントを撤収して4時45分に登山開始。
黒沢池ヒュッテまでは緩やかな登山道を下りながら約30分で到着。途中朝焼けが始まり、心洗われる景色を見れた。
黒沢池からは登りと下りを繰り返して妙高山に向かう。大倉乗越から一気に下り、長助池との分岐から1kmの登りとなる。長助池分岐までの途中に水場があるが、ここは水量・位置共に飲料可能と思える水場だった。
約2時間半で山頂に到着。景色も良く、北アルプスに八ヶ岳も見ることができた。
黒沢池ヒュッテまで戻り、富士見平に向かい11時15分に駐車場に到着無事下山できた。

                        朝焼けとテント場の光

                          北アルプス方面

                          野尻湖と雲海


 

                           ランドネ風紅葉

【感想】
百名山でもあり、人は多く迷うような難しいルートはないがすれ違いが多いとだるく感じる。黒沢の水場はあてにせず、持てるだけの水を担いでいったほうが良い。
テントサイトは狭いため、早い時間に着いた方が良い。
初心者でも問題なく幕営でき、簡単にピークに行けるのでお勧めの山である。
ゆる~い縦走希望や縦走してみたい方におススメかな(^^)
良い夏山納めとなりました!