2015年11月13日金曜日

キューハ沢~秋の丹沢沢登り~


日程: 2015年11月7日(日帰り)
山域: キューハ沢 / 丹沢
構成: 5名(河合/廣井/野戸/松浦/長谷川)
行程: 7:00塩水橋~本谷林道~8:00キューハ沢出会い~キューハ沢~
     14:00丹沢山~天王寺尾根~17:00塩水橋
目標: 沢登のついでにやまびこ
チャレンジ: やまびこ

報告:
『やまびこが沢で聞こえる』・・・そんな情報を得て、11月の沢登り、寒いだろなと思いながら行ってきまし水は冷たく泳がない方が良さそうでしたが、本を見ると意外とこの時期、丹沢の沢はおススメされています。今回、幸運にも天気に恵まれ、沢登りができました。

アプローチが長いとありましたが、キューハ沢出会いまでは1時間程度でそんなに長くは感じませんでした。丹沢の紅葉はこれからのようです。











出会いからは堰堤を5つ越えます。右岸から行きましたが左岸から超えるのが良さそうでした。
ちなみに堰堤経過中には、有名な戦争の遺物があります。沢登りしていられる今は平和ですね。











水がさすがに冷たいので沢心は避けましたが直登りできる滝もあり楽しめました。




澄んだ空気に沢がきらきらまぶしかったです。
 
核心の大滝は右岸奥の壁を登って越えられます。


大滝を越えると登りにくい滝が連続するようなので今回は左岸から巻きました。
それ以降は沢が崩れており方向がつかみにくかったですが、とにかく稜線を目指せば登山道につながります。ただ、アザミやバラがありルートどりを間違えると痛むので注意です。

山頂はあいにくガス。記念撮影後、山頂に到着後は好みで道具を変えて下山です。
天王寺尾根は丹沢山への最短ルートといわれるだけあり、とても整備されているのと、気持ち良い森の中を歩くルートでのんびりハイキングへ来るのも良さそうなルートでした。









ただ・・・沢の長さにくらべると、沢の源頭からここまでの距離は長いなぁ!
色々あって、ランプを付けずぎりぎり歩ける薄暗さの中で、17時に下山しました。

ちなみに、今回も要所要所で叫んでみましたが、やまびこは帰ってこず…まびこまでの距離はまだまだ必要なようです。

(記録:長谷川)

2015年11月1日日曜日

湯河原幕岩


日程:2015年10月31日(土)~11月1日(日)
一日目:村山さん、宮本さん、長谷川、上野(か)
二日目:村山さん、廣井、松浦、上野(か)、ほか1名(本市Y係長)
目標:忘れ物をしない。あと一歩だけ前に進もう(byスガシカオ)


 秋晴れの二日間、毎度おなじみの湯河原幕岩へ行ってきました。


 一日目、岩場に着くと既に多くの人、人、人・・・!
 いよいよシーズンに入り、アップエリアの桃源郷などトップロープがびっしり張られています。
 しかたないので一段上へ上がり、空いてる所からボチボチ始めます。

 本日やった課題は

シンデレラ 5.7

トムソーヤ 5.8
手品師 5.10d(TR)
とけいワニ 5.10c
伊豆の踊子 5.12a(TR)







 シンデレラは、毎度のアップ課題ですが、下からああだこうだとうるさいので二人のOBは長谷川さんに怒られていました。
 手品師は、ボルトが撤去されていたのでトップロープで。カチが指に痛いが、いい課題です。
 
とけいワニは、相変わらずカチから立ち上がってアンダー取るところが核心。
 上部で少し右へ逃げてしまいましたが上野はマスターでリード。ノーテンで抜けたので卒業でいいですよね?宮本さん。
 
伊豆の踊子は、我々にはまだミスマッチでしょう。


 終わってからは湯河原駅までタクシーで下りて、中華料理屋で軽く一杯・・・のつもりが二杯、三杯。
 村山さんと上野は明日も連チャンなので、今夜はこのまま岩場のそばの「しとど庵」跡でテント泊(事前連絡が必要)です。
 夜道を戻る時はイノシシが至近距離まで近づいてきて怖かったです。



 
 二日目、本日も良い天気。
 今日は場所を移して正面壁へ。
 課題は、


ポニーテイル 5.9

よくわからん 5.10c
ジムシー 5.10c
ともだちプライス 5.10a など




 ポニーテイルは、朝一だと少々パワフルですが、正面壁ではアップ課題です。誰もがリードできるよう頑張りたいものです。
 よくわからんは、核心部の登り方がホントよくわかりません。上野は途中でドカ落ちしました。トップロープですが廣井さんが上まで行ったのは大したものだと思います。
 
ジムシーはパワフルな好課題。宿題となりました。
 とも
だちプライス、まっちゃんは粘りに粘ってマスターでオンサイト。おめでとう!


 ゲストのY係長はグレード5.12も登っている強者。外岩、久々ながら本日5.10dまで三本オンサイトでお見事でした。


 帰りはまた昨日の中華料理屋で。
 軽く一杯のつもりが、また村山さんが「つまみも・・・」と言い出したのを危うく制し、今日は一杯で帰りました。


 これから冬になると小川山や甲府に通っていたクライマーが渡り鳥のように暖かい湯河原や伊豆の岩場へ流れてきます。
 今年は伊豆の城山辺りも行きたいですね。


 また、よろしくお願いします。


 上野(か)・記