山頂から、登ってきた主稜をバックに記念撮影 |
【メンバー】M、N、H部長(取付手前まで)
【天候】晴れ 風強め
【行程】
6:00 赤岳鉱泉発
7:45 赤岳主稜取付分岐地点
9:05 1ピッチ目開始
11:10 赤岳山頂
11:35 下山開始
13:00 地蔵尾根経由 赤岳鉱泉着
冬合宿のメインルートとして赤岳主稜に行ってきたので記録する。
そういえば、何度も八ヶ岳に来ているのに主稜に行ったことなかったのであった。
アルパインは久々のリードで緊張するぜ。へへ。
飲み会の疲れのやや残る中、朝6時出発。。
なんだかんだスロースタートになってしまった。
Nは若干飲みすぎていたようだが、まあ、歩いているうちに復活するだろう。
取りつき分岐までは何度も通っている道なので、懐かしく思いながら歩みを進める。
あれ、こんな短かったっけ?
12月中旬に日本三大急登と呼ばれる黒戸尾根で行った修行の効果か、ほとんどつかれなかった。
それにしても、モルゲンロートに染まる山々は美しいなあ。
階段状の坂をいくつか超えると、風が強くなってきた。
赤岳主稜に取り付いている先行パーティが見える。
分岐まで近づくと、そこにも順番待ちがいて、我々は4番手だった。
少々出遅れ気味だったようだ。
1番手はまだリードで手こずっている様子。
こりゃあ時間がかかりそうだということで、分岐点でツェルトを出して休憩。
風は容赦なく吹き付けてくる。
・・・
・・・
・・・
外を伺うも先行パーティは全然進んでいない。
寒い。
ツェルトで3人でじっとしていたら、しまいには遭難者と間違えられて、ほかの登山者から「あなたたち大丈夫ですか?」と言われてしまった。
1時間?程強風の中待って、ようやく主稜取り付きに移動し、準備開始。
H部長は時間がかかりそう、ということで主稜登攀は諦め、後続の赤岳登山組に合流した。
3番手のセカンドが通過してから、ようやく登攀開始。長かったぜ。
Nは待ちくたびれて早く登りたくて堪らない顔をしている。
モタモタしていると怒られそうだ。
1ピッチ目:このルートの核心。心して挑むが、思ったよりもあっさり通過できた。
足場が割としっかりしているので、バランスがとりやすいので、
落ち着いて手の位置を探ることができた。
登りきったところでルートが曲がるので、ここで切ってNを登らせる。
2ピッチ目:ここからはほぼコンテで行ってしまった。3番手パーティに断りつつ、
脇のルートから通過。
3ピッチ目:脇のルートから抜けようとするも、岩場がもろくて厳しい。
おとなしく2番手パーティが抜けるのを待って通過。
次の雪稜地帯で抜かさせていただいた。
4ピッチ目以降:大きな危険を感じる箇所はなく、コンテで通過。
確保を取ろうかまよったのは、上部岩稜地帯の入口ぐらいか。
主稜からは、文三郎尾根がずっと見えていたのが印象的だった。
これは目立つだろうな、と思った。
上部岩稜のチムニーを抜けると、山頂が見えてきた。
快適な岩場を進むと、鎖が見えてきて一般道と合流。山頂到着は11時過ぎ。
概ね2時間程度で登りきった。
1ピッチ目の核心 内股気味 |
GoPro的なものがあるといいな。
ここを登ったのかと思うとゾッとする |
山頂付近からは富士山がくっきり |
この後は地蔵尾根から下山。
1時間半かからずに赤岳鉱泉に着いた。文三郎尾根より空いてて快適であった。
【所管】
次々現れる岩場をクリアしていく楽しさのあるルートだった。難易度的にも自分の技量にちょうど良かったのだと思う。
今回は天気が良く、パートナーにも恵まれたが、悪天候やパートナーの技量に応じた対応力というのもになると感じた。
あと、ここは人気のルートなので出発は早く!
M
テントに到着 この後しこたま飲んだ。 |
《おまけ》
1日早く入山した合宿前半組は、ジョウゴ沢&大同心大滝で2日間に渡りアイスクライミング講習♪♪
バーチカルアイスを楽しむにはまだまだ修行が必要ですが、K大御大による厳しい(!?)指導のもと、楽しく練習することができました。
K大御大、ありがとうございました。また山岳部の山行に来てくださいね~(^^)/
(R記)
年末だよ、(暇人は一足先に)全員集合! |
大同心大滝 |
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